エグゼクティブ・コーチング
弊社の提供するエグゼクティブ・コーチングには2種類あります。一つは、リーダー個人のリーダーシップ開発をするための、コーチング。もう一つは、組織全体をよくするためのコーチングです。
どちらも、トップとしての相談相手として、一緒になって考えます。意思決定における相談に乗ったり、トップの迷いを相談したりしながら、進めます。そのうえで、個人に焦点を当てるリーダーシップ開発コーチングと組織全体に焦点を当てる組織開発コーチングをすることができます。リーダーと組織の未来を作り上げるお手伝いをします。
リーダー個人に焦点を当てる「リーダーシップ開発コーチング」
トップマネジメントとしての自分なりの軸をつくる
まずは、トップマネジメントとしてリーダーシップを高めるために自分理解をして、軸を作り上げます。
コーチからの質問に答えながら、自己を分析します。自己理解のツールを使うこともあります。例えば、「強み」と「弱み」。リーダーの自己の特性や「強み」を理解する。そのうえで使い方を考えます。「強み」のオーバーユースは害をもたらします。「弱み」をカバーする方法を考えます。
また、哲学を語り合います。例えば、組織をどう見るか。組織は成果を上げる機械か、それとも、人のエネルギーが作り出す生命体か。そんな議論をしながら、自分なりの考え方を作り上げていきます。
自分の軸を持つこと。これがコーチングの一つの目的になります。周りとのよい関係を築きながら、戦略実行度を上げるために自分の軸が欠かせないからです。
意思決定をサポートする
また、トップマネジメントは、意思決定を求められます。苦渋の決断をする必要もたびたびあります。そのときに、どのように自分に説明し、自分を納得させるのか。そして、周りにどのように理解してもらうのか。自分なりに考え、その理由を明確にするロジックを持つ必要があります。そんな、意思決定における難しい課題を一緒に考え、実務の中で力をつけていきます。
これが、リーダー個人に焦点を当てた、リーダーシップ開発のためのコーチングです。
組織全体に焦点を当てる「組織開発コーチング」
戦略実行度を上げるために
トップマネジメントとしてのリーダーの一つの悩みは戦略の実行度を上げることです。
立てた戦略を思うように実現してくれないという状況がよくおこります。人を動機づけ、人に動いてもらうために、どのようにしたらいいか。そんなことをコーチと一緒に考えていきます。リーダー自身がかかわり方を変える必要があるからです。
トップだけが変わっても組織は変わらない
リーダーが変わることは組織全体に大きな影響力があります。しかし、リーダーだけが変わっても、組織の力を出すには時間がかかります。メンバーにやりきってもらえなければ組織の崇高な目的や、目標を達成できないからです。
そこでするのが組織開発です。弊社のエグゼクティブ・コーチングの特徴は、トップ自身の軸を作りながら、組織開発をしていくことです。つまり、トップの想いを実現するために、メンバーを巻き込み、組織目的達成方法を社員と一緒になって考えます。メンバーが目標を共有し、それに向かって、自らが考え動く。そんな組織を作り上げるのです。
ですから、「組織開発コーチング」では、トップやトップマネジメントチームのメンバーと話し合い、企業の現状やありたい姿を話し合います。そこでの情報をもとに、組織開発計画に落とし込み、ワークショップ、コーチング、研修など様々な方法で、トップの想いを実現するのです。
コーチングの組み合わせは自由
よくクライアントが選ばれるパターンは「リーダーシップ開発コーチング」をしたうえで、「組織開発コーチング」に移行することです。時には、最初から「組織開発コーチング」からスタートすることもあります。どちらからでも実施することができます。