サービス

私たちは、5つのイキイキ要素を核として、能力が最大限に発揮できるような「ひとづくり」をします。

5つのイキイキ要素とは、以下の5つの要素を示します。

強みの発見と活用
目的とその意味(何のために、何を実施し、それがどのような意味があるか)
自己決定(自分で選択したことを、責任もって実施できる)
関係性(上司や仲間との良い人間関係)

有能感(自分は出来るという感覚・できることを人から認められる)

サービス理念

この5つのイキイキ要素は、ポジティブ心理学者のマーティン・セリグマン、エドワード・デシ、ドナルド・クリフトンなどの実証理論から導き出されています。このイキイキ要素を実現することで、ひとは自信と充実を実感して「イキイキ」働くことができます。ひとは、イキイキ働かなくては本当の意味で、能力を最大に発揮することはできません。そして、「ひと=人材」が最大の能力を発揮しなければ、組織能力を最大に発揮できません。イキイキ働くひとが多い職場では、高い生産性を上げることができることも学問で証明されています。

つまり、私たちは、5つの要素を取り入れるコンサルティングを通じて、自信と充実を実感してイキイキ働く「ひとづくり」を通じて、ひとの能力を最大に発揮できるようにしていきます。

サクセスポイントのサービス

組織開発コンサルティング
人材開発研修
イベント・セミナー
AI資格

ポジティブ心理学とAIベースのコンサルティング

高い成果(パフォーマンス)を達成するために、ポジティブ心理学とポジティブ・アプローチを中心に、自信と充実感を持ってイキイキと働ける「ひとづくり」と、戦略にベクトルを合わせ一丸となって遂行する「組織づくり」に私たちは力を注ぎます。

御社のありたい姿を実現するために、御社にあった「ひとづくり・組織づくり」をします。ポジティブ心理学をベースに設計しますが、実現のためには多くのポジティブ・アプローチを使います。従来の戦略策定・戦略実行のための原則を踏まえたうえで、AI(アプリシエイティブ・インクワィアリー)、World Café、OST、フーチャー・サーチなどに代表するホールシステムアプローチや、ダイアログ、ストーリー・テリング、ナラティブ・アプローチなどの技法、人間関係コーチングなど必要に応じて幅広いツールを活用して御社のありたい姿を実現して行きます。

私たちが提案し、信念を持って実行する「錯綜系の問題解決」

これまで企業は、「論理・仕組み・制度」でビジネスがうまくいく時代が続きました。また、コンサルティングも同様に「論理・仕組み・制度」でうまくいく時代が続きました。しかしながら、現在はこれらが必ずしも効果的でない等、従来の方法に問題が多く発生しています。その原因は、仕組みが複雑で本当の原因がわからなかったり、誰も想像もしないことが起きたり、将来は想像通りに行かなかったりする問題が多い時代だからです。

次のフレームワークはスノードン博士が提唱しているCynefinフレームワークと言います。

Cynefinフレームワーク

問題の種類を分類している図です。

なるべく単純化して説明すると、図の右側の単純系・複雑系の問題で、原因結果が明確な問題です。図の左の錯綜系・混沌系は原因結果が明確にできない問題です。

みなさんが、今、解決したい事業上の問題は原因と結果が明確にできる問題でしょうか?

・M&A後の意識の統一を図りたい
・社員のエンゲージメントをあげたい
・シニアマネージャーのリーダーシップ力を上げたい
・売り上げを目標通りに到達したい
・営業の生産性を上げたい
・開発メンバーの主体性を上げたい
・商品開発力をあげるために、創造力を発揮してもらいたい
・職員のモチベーションを上げたい

これらは、因果関係をいくら追求しても、解決できない問題です。組織の問題・ひとの問題・事業上の問題はCynefinフレームワークの左側に属す問題が多いのです。まず、効果的な組織を作るために、問題の種類を明確にする必要があります。これをしないで、問題解決しようとしても、誤った施策を打ってしまうことになります。これではうまく効果を発揮しません。

私たちは、問題を見極めます。

因果関係を追及し、それで解決できるところは、原因を踏まえて「論理・仕組み・制度」を変更しますが、それだけでは解決できない錯綜系の問題もたくさんあり、そこには、ひとの知恵や感情から考えることも同様に大切であると考えています。

そこで私たちが提案するのがポジティブ心理学とアプリシエイティブな考え方をベースとした組織開発コンサルティングです。顧客の問題を見据え、学術的に効果が証明された理論を応用して、ひとの知恵と感情を理解した上で、錯綜系の問題を解決します。そのために、ワークショップ・研修・コーチングなどを実施するのです。

顧客の課題にポジティブ心理学の研究成果で取り組む

ポジティブ心理学は、ひとがイキイキと働き、最大の機能を発揮するための科学的研究です。「ひとづくり」には、ポジティブ心理学の理論が役立ちます。ポジティブ心理学の理論の例を挙げると以下のようなものです。

  • ひとはポジティブな感情が豊かになると創造性が豊かになる。そして、ポジティブ感情はひとの視野を広げ、社会的な、身体的な、そして知的なスキルを作り出す。(Fredrickson, 2001)
  • 強みを活用しているひとは、自信があり、充実して、目標を達成する確率が高く、困難にあっても乗り越える力が強い。(Alex Linley, 2008)
  • ひとがより良い生活を満足する要素はPERMAの5つ。1、Positive Emotion (ポジティブ感情)、2、Engagement (エンゲージメント)、3、Relationship (関係性)、4、Meaning (意味)、そして、5、(Achievement) 達成である。(マーチン・セリグマン 2011)

ポジティブ心理学には、まだまだ、様々な学問分野があり科学的に立証された理論や研究結果が多数あります。このような理論をベースにおきながら、他の手法も交えて、「ひとづくり・組織づくり」をして行きます。

ポジティブ心理学の理論のままでは使いにくいので、これを手法や理論で「翻訳」して、イキイキとした「ひとづくり」と高いパフォーマンスの達成できる「組織づくり」を進めていくのが、私たちの役割です。

サービスコンセプト

特に、組織開発コンサルティングでは、以下のような主要を使うことが多くなります。

ポジティブ心理学

ポジティブ心理学の成果を実現するAI(アプリシエイティブ・インクワィアリー)

前述のように、成果を向上するためには、多くのツールを使いますが、その中でも力を入れているのが、「AI(アプリシエイティブ・インクワィアリー)」です。

アプリシァティブな視点

ここで言う、アプリシエイティブにコンサルティングをするというのは、次の3つに、特に力を入れて見ていくことです。それは、強みWWW (What Works Well、うまくいっていること)・価値観です。この3つに光を当てて見ていきます。

現状を否定しない。良いことは続ける。

うまくいっていることと、うまくいかないことを分けるのは意味があります。コンサルティングをすると、何でもやめて新しいことをすることを提案されることがあります。しかし、それは間違いです。今まで、目標達成のために、あらゆる知恵を絞って、やってきました。「知恵」の結集した成果です。その中には、うまくいっていることもたくさんあります。それをすべてやめる必要はありません。うまくいっていることを見極めて、よりうまくできるように工夫することが、もっと大事になるのです。

AIを応用します。

AIは発展しています。どんどん変わっています。日本ではAIというと社員全員など大人数が集まり、集会をするというイメージが強みのですが、それはAIの一部です。

多くのひとが誤解しているのは残念ですが、AIには様々なバリエーションがあります。多くのひとが一堂に会して行うAIもありますが、小グループに適用するAIもあります。1:1の会話や、個人に適用するAIもあります。

また、日本では4Dサイクルの一部であるDiscoveryとDreamまでしか実施しないことが多いようです。これも誤解の一つです。一番大事なのは、Design(何をするかを決めること)とDestiny(実行計画を作る段階)です。さらに、実行し、実現段階も大切です。実行して始めて企業における成果が出るのです。

私たちは、成果を出すことを大事にしています。そして、コンサルティングを実施する事前と事後でデータを計測し、活動の成果を明確にします。

私たちのサービスの基本スタンス

あくまでも御社の課題に基づいて解決策を検討しますので、企業により実施する内容は様々です。ただし、私たちのサービスの根幹は顧客の課題とありたい姿の実現です。それを、ポジティブ心理学を原理原則とし、実施します 。AIなどの既存の手法をカスタムメードで活用し、解決策を考えます。

私たちのコンサルティングは、ワークショップ・トレーニング・コーチングなどを組み合わせて行います。トップマネジメントとの話し合いだけでなく、組織で戦略を遂行するために必要なワークショップを行うのです。役員レベル・マネジメントレベルで実施したり、事業部門ごとに、上層部からカスケードダウンして、ワークショップを展開したりします。組織の目標を確実に達成するために、最適な手法を組み合わせます。

コンサルティングや研修を通じて、ひとが「イキイキ働き」「自信と充実」を実感し、最大限の能力を発揮できるような状態を作り出します。そして、それは企業に、これまでにない高い成果(パフォーマンス)をいう結果をもたらします。

私たちは、「論理・仕組み・制度」を大切にしつつも、ひとの「知恵や感情」も大切にしたコンサルティングを実施し、ワークショップ、研修、コーチングなど組み合わせて組織を活性化します。 私たちは「どのような姿になりたいのだろう」という視点で、錯綜系の問題にも解決策を見出します。一人ひとりの知恵やモチベーションなどの感情を大事にできる組織をつくります。

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