Tips@さくぽ#3 【フィンランド式ファシリテーションの効果】  (2023年3月14日)

Tips@さくぽ#3

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サクセスポイントより、チームを活性化するTipsを毎週火曜日にお届けします。

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第3回 【フィンランド式ファシリテーションの効果】

 

前回のTips@さくぽでは、「チーム対話の効果」についてお話させていただきました。第3回では、よく質問を受ける「フィンランド式ファシリテーションの効果」についてお話していきたいと思います。

フィンランド式ファシリテーションって何が違うの?

深い対話を起こすプロセスが組み込まれているのが第1の特徴です。

皆さん、自分の参加している会議を思い出してみてください。
あなたが、何かを決める会議に参加しています。例えば、社内イベントの企画会議と想定してみましょう。「アイデアがある人は提案してください」とファシリテーターが言っても、手を挙げる人はいつもの人たち。その人たちの意見で決まってしまうことってありませんか?

他の人に「〇〇さん、何かアイデアありますか?」と急に振っても中々出てこない・・・。よくあることですね。急に意見を求められてもすぐにいいアイデアを思いつく人は多くないでしょう。

プロセス① 個人で考える

そこで、フィンランド式ファシリテーションでは、まず個人でしっかり考える時間を取ります。いきなり、大勢の前で意見を求めたりはしません。まず、テーマについて自分はどう思うのか、どうしたいのかを考えさせる時間を取るのです。

プロセス② 少人数対話

そのうえで、少人数グループで対話をしてもらいます。こうすることで、誰もが自分なりの考えを持ったうえで仲間たちと対話をすることができます。さらにお互いになぜそういう考えなのかその背景や理由を理解し合います。その人の想いを感じ、主張する本当の理由を理解することができます。また、少人数という適度なサイズは誰もが安心して自分の話しをすることができます。
最初は、中々自分の考えを述べることが出来ない方も、このステップを何度もやることで、自分なりに考え、仲間たちに伝える力もつけることができます。

リーダーの方から、「うちのメンバーにどうする?と聞いても何にも意見が出てこないんだ。だから結局自分が決めて、やらせている」ということを聞くことがあります。
そんな時は、この対話の進め方をしてみるといいかもしれません。いきなり意見を求めるのではなく、「ちょっと考えてみて!そして、隣りのメンバーと考えを共有してみて、その後にどんな話があったか教えてね」と。

フィンランド式ファシリテーションの効果のほんの一部について触れました。チーム対話や場づくりを活発にしたい方にはフィンランド式ファシリテーションがおススメです。 

 

基礎編No1は今週末開催です。チームの対話を良くしたい方はぜひご参加ください。3

【2023年3月18日・19日】フィンランド式ファシリテーション基礎編 No.1

【2023年3月25日・26日】フィンランド式ファシリテーション基礎編 No.2

【2023年4月15日・16日】フィンランド式ファシリテーション 実践編3:対話型リーダーシップ実践

【2023年5月27日・28日】フィンランド式ファシリテーション 実践編1:心理的安全とオンラインファシリテーションスキル

【2023年6月15日・16日】フィンランド式ファシリテーション 実践編4:イノベーションを起こすための『アイデア創発ワークショップ』

【2023年6月13日】第2回「フィンランド教育庁ファシリテーター資格認定試験」

 

 

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