医療法人小児科医院チェーン 仲間を尊重し協力しあえる院づくり
解決したい課題
- コロナで出勤日が減ってしまい、モチベーションが低下しているパート従業員が多い。
- 看護士さんと事務職がそれぞれ自分たちの業務だけをしており、チームで協力し合うことが少なく、バラバラな雰囲気がある。
- 新しい人が定着しない職場風土がある。
- 各診療所の院長がトップの指示待ちになり、主体性のある行動をしていない。医療法人全体を見る視点を身に付けてほしい。
なりたい姿
- 一人ひとりが力を発揮できる職場環境をつくっていきたい。
- 一体感のある協力しあう職場を創っていきたい。
- 新しい人が長く働きたくなるような職場風土づくりをしたい。
- 各診療所の院長が、将来の医療法人を引っ張っていけるように人間面でも優れており、成果も出せるようなリーダーシップを発揮してほしい。
- 地域の皆様から愛される診療所にしていきたい。
実施内容
テーマ:『私たち一人ひとりが築くイキイキと働ける職場づくり』
- 日数 1日ワークショップ×2回 (2回目は1か月後に実施)
- 対面開催
- 対象者:理事長、院長、看護士、医療事務など臨時職員も含め全員(80名)
内容
- イキイキ職場をつくる5つの原則
- AIワークショップ:『イキイキと働くには何が必要かを体験から引き出す』
- 魅力的な人になるためのコミュニケーションを学ぶ(実技)
-しあわせな働き方とは
-ポジティブ感情とひまわり効果
-新幹線型リーダーシップとは
-環境と個人行動(クルトレビンの法則)
-成功循環の法則と関係づくりの重要性
-イキイキと働けるための具体策を考え、実行する
-コミュニケーションを変えてイキイキした診療所をつくるには(対話)
成果
- 診療所の院長が、自分の診療所だけではなく、医療法人全体を俯瞰して考えられるようになった。
- シフト制で、全員が一緒になることが少なかったため、連絡事項の伝わり方がバラバラだった各診療所で、「LINEノートを使ってコミュニケーションを取るのはどうか?」というアイディアがメンバーから出た。これにより、連絡が徹底され、業務の効率化が図られた。
- スタッフがお互いの状況を配慮し、協力し合うようになった。
- 笑顔が増え、相手に感謝、気配りするようになって、診療所の雰囲気が良くなった。