介護会社 社員全員参加による事業戦略立案
解決したい課題
- 社員が言われたことはやるが、それ以外は自分で工夫しようとしていない。一通りのサービス提供で終わってしまっている。
- 介護に関する国の法律が変わる予定。主力のデイケアに対する介護保険の利用が厳しくなる。変化が必要だ。
なりたい姿
- 社員が自分の会社として事業を計画し、今後の会社作りに主体的に関わってほしい。
実施内容
テーマ:『私たちが創る○○の20XX年事業の未来』
管理職及びその候補が対象。
9か月にわたるワークショップ計8回実施
- ドラッカー理論・ブルーオーシャン理論などの戦略的な視点からAIを設計し実施
起きた変化
- 変化の激しい環境下で、先が見えないことが多く、一人ひとりが主体的に行動しないと、変化に遅れるという認識を共有した。
- また、自分たちがつくる介護施設という考え方を社員がするようになり、人間としての尊厳をもって、利用者を大事にする行動が増えた。
- 社員間の思いやり、感謝、協力が増えた。
具体的な成果事例
- 人材が育成された。
- リーダーシップの効果が再認識され、社員が自信を持って行動をはじめた。
- 訪問介護への事業シフト、宿泊施設付き事業への参入・認知症など特殊な対応施設など、新たな戦略が決まり、県内のユニークな施設としての事業を拡大している。
- 社員が自らから動き、利用者さんにあったサービスを個別に提供することが始まった。利用者の満足度が上がった。