鉄道会社 社員を巻き込んだ事業所理念の策定・浸透
開始前の解決したい課題
- 上長方針や行動規範がボードに貼ってあるだけ。社員が意識した行動をしていなかった。
- 従って、部門としてのまとまりが弱く、個人が孤立しがちだった。(車掌も運転手も業務中は孤独)
なりたい姿
- 業務の改善や部門の方針の実施を自分ゴトとしてとらえてほしい(自分ゴト化)
- 課題をチームとして対話し、ともに考えるようになってほしい(みんなゴト化)
実施内容
テーマ:「安全」「人材育成」「コミュニケーションの改善」「職場の一致団結」の4つの項目を車掌区全体に展開する
- 各班から代表16名+助役クラス
- テーマを発表され、内容を現場の車掌の代表が集まり、みんなの声を反映して方針を作成
AIの4Dプロセスにしたがって実施
成果
- 従来は車掌区長と助役で作って張り出したが、今回は方針策定に現場社員を巻き込んだ。
- みんなの声を反映し、今までない盛り上がりがみられた。
- 方針が容易に浸透した。
>参加者が率先して、他のメンバーを促し、方針に従っての行動を促してくれた。 - 組織内の団結が強くなった。
>若手と年配者との会話が増えた。
>夢(例:運転手になるなど)に向かって力を合わせる仲間が出てきた。 - 各グループ毎に実施事項が明確になった。
>例:人材開発グループ「若者と経験者の交流の場づくり」が提案され、継続して話し合いがなされている。