内装会社における社員主体性育成と業績向上
開始時の解決したい課題
- 社長があと3年で70歳になる。事業を継続するために社員の育成が必要。
- 息子に継がせるが、周りの人がしっかりしてくれないと、不安でしょうがない。
ありたい姿
- 社主体的に事業を運営してくれる社員を育てたい。
- 一人ひとりが自分で考え、事業を変革していく人になってほしい。
実施内容
テーマ:『一人ひとりが経営者:我々が創るXXの未来』
- 関係性づくり・ミッション・ビジョン策定・ コミュニケーション研修・リーダーシップ研修・事業戦略立案WS・販売力向上WSなど
- 1年半で9回のWS
- 毎回ほぼ社員全員が参加
実施後の成果
- 皆で考え、みんなで知恵を出す組織風土ができた。
- 遠慮せずに発言してもいいのだとわかり、若手がアイデァを出して、変革をけん引した。
- 社員の関係性が向上し、お互いが協力し合い、刺激しあい、なりたい会社像に向けて、考え行動するようになった。
- 一般社員までリーダーシップを学んだので、協力会社や顧客との関係においてリーダーとしてふるまうことができるようになった。
- みんなで年度戦略立案を考えた。全員の意見を聞いた。社員が納得いく戦略ができ、一人ひとりが戦略を実現するために知恵を出し、行動を始めた。
成果の具体的事例
幾つもの数千万円単位の受注が取れた
- 営業の上司と部下の関係性、および、メンバー間の関係が良くなったので、話し合いと協力が増え、お互いの強みを活かしてアドバイスしたり、活動を補完しあった。
- 商品調達部門・工務部門・営業部門が一緒になって新たな販売先確保のための知恵だしをすることが増えた。提案が充実し、成約率が上がった。
新しい商品を作った
- 社員が知恵を出し、新商品(燃えないで軽い天井材)を創りだし、売上を大幅に押し上げた
仕入れコストを年間3600万円削減した。
- 商品の購入ルートを商社経由からメーカー直取引に変えた。
工事会社からメーカーへ
- 天井材と防炎垂れ壁の自社製造を始めることにした。
- 今まで、化学メーカーに作らせて販売のみしていたが、自らが製造することになった。これにより大幅な利益率向上になった。今後拡大が見込まれる。