精密機械製造業 トップマネジメント合宿によるビジョンと戦略策定
開始前の解決したい課題
- トップマネジメントメンバーはそれぞれの想いや優れた技術はあるものの、トップマネジメントチームとして、一丸となれる目標設定がなかった。
- また、未来に向けて会社をつくりあげるという意識の共有が必要だった。
- ビジョンを創り上げ、年度ごとに何を実現するかを役員として明確にすることにし、その後の全社展開を考えた。
テーマ:「トップマネジメントの知恵と想いでビジョンを策定する」
実施事項
- 役員と主要部門長11名を対象に2日間の泊まり込みワークショップを実施。
- ものづくり・販売サービス・人財の「いいところ」と改善するところを検討し、5年後の○○社の未来にどうなっていたかというビジョンを描いた。そのビジョンを夢を持って社員に伝えるため合言葉を作った。「坂を上ってみない。きっと見えるよ未来の(〇〇社)」その後、その実現のための具体的戦略を策定した。
- その後社員にビジョンと戦略を浸透させるためのワークショップを開催した。
- 他にも3年間に合計15回のワークショップを実施している
成果
- Visionとして未来の姿と以下の6つの戦略を全員合意で決めた。
- 戦略は宿泊場所が坂本龍馬にゆかりがある土地だったため、『船中六策』と命名された。
- ①商品力を磨く、②販売とサービスのグローバル戦略立案、③人財育成戦略の立案と推進、④組織力向上のため、チーム活動の推進、⑤リーダー育成、⑥ワークライフバランス確保のための仕組みづくり