損害保険ジャパン株式会社 千葉保険金サービス部 部門パーパス策定でメンバーの主体性と一体感が向上!

解決したい課題

  • 旧来型会議と部門の方向性不明確
  • 重要な意思決定を行う課長会議が旧来型で形骸化。
  • 発言する人が限られ、納得感や一体感が乏しい。
  • 部門としての方向性(パーパス)が共有されておらず、業務が「こなすだけ」になりがち。
  • メンバーが自ら考えて動く機会が少なく、横のつながりや協働意識が弱い。

なりたい姿

  • 部門全員が納得し、自ら動く組織
  • 部門の存在意義(パーパス)を明確にし、全員が自分ごととして捉える。
  • 会議や日々の業務での対話を通じて、一人ひとりが主体的に意見を出し、行動に移す文化をつくる。
  • 部門の方向性に沿って協働し、成果とやりがいを両立できる職場にする。

実施内容

フィンランド式ファシリテーション®を活用したパーパス策定

  • 部長自らフィンランド教育庁認定ファシリテーター資格を取得し、キーマンと共に策定プロジェクトを主導
  • 導入前に現状会議の課題やメンバーの本音を引き出すセッションを実施(CSAモデルのClarify段階)
  • パーパス策定ワークでは、全員が意見を出し合い、多様な視点を共有
  • Me-We-Usやアイデアローグなどのツールを使い、発言が偏らないよう配慮
  • 最終的に「私たちの存在意義」を全員で合意し、明文化
  • 策定後、日々の会議や業務の中でパーパスを意識した行動計画を共有し、継続的に振り返り

おきた変化

  • 会議が参加型になり、全員が発言しやすい雰囲気が生まれた。
  • パーパスを自分ごととして捉えるメンバーが増え、日常業務での主体的な提案や行動が増加。
  • 課長会議だけでなく、各チームのミーティングでも対話が活性化。
  • 部門内での連携や助け合いが自然に起こるようになった。
  • 「なぜこの仕事をしているのか」を語れるようになり、やりがいや誇りを感じる声が増えた。

具体的な成果事例

  • パーパスに沿った新たな業務改善案が複数実行され、業務効率と顧客対応力が向上。
  • 他部門との協働プロジェクトが立ち上がり、横の連携が強化された。
  • 会議時間が短縮され、決定までのスピードが向上。
  • メンバーからの提案数が増え、部長や課長が全てを指示しなくても動く組織に変化。
  • メンバー同士の感謝・承認の言葉が増え、心理的安全性が高まった。