アセッサー・マスタートレーナー紹介:渡辺誠 <Max Watanabe>

フィンランド式の「シンプルでパワフル」な対話を、日本の組織へ。
それが私のライフワークです。


渡辺誠(Max)

Max Watanabe

サクセスポイント株式会社代表
フィンランド教育庁認定ファシリテーション資格アセッサー
Grape People社認定 フィンランド式ファシリテーション ® マスター ファシリテーショントレーナー

略歴

富士ゼロックス㈱・㈱富士ゼロックス総合教育研究所、およびスウェーデン系IT企業で営業・教育のマネジメントに従事。
2006年に独立し、サクセスポイント株式会社を設立。企業教育・組織開発の専門家として活動を開始。

2008年、ポジティブ心理学を社会に広めるため、一般社団法人ポジティブイノベーションセンターを設立。
2013年、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)の第一人者ダイアナ・ホイットニー博士に認可され、日本での資格認定制度を開始。現在、世界に6名しかいないAI Distinguished Facultyの一員として、国際会議(EVOLVE 2021)などでも登壇。

2020年、フィンランドのGrape People社 Pepe Nummiと協働し、日本にフィンランド式ファシリテーション®を本格導入。
マスター ファシリテーショントレーナー/資格アセッサーとして、日本全国での普及と認定ファシリテーター育成に尽力している。

組織開発の実績は20年以上に及び、内資・外資を問わず数多くの企業で成果を上げてきた。
ポジティブ心理学、AI、フィンランド式ファシリテーション®の三本柱を活かし、国際的なAIコンサルタントとしても活躍中。

フィンランド式ファシリテーション®との出会い・学んだ動機

2016年頃、国際会議でフィンランドのファシリテーション第一人者、Pepe Nummiと出会いました。
その進行は「シンプルでわかりやすく、それでいて効果が高い」。
これまで数多くの手法を学んできた私にとっても衝撃的な体験でした。

特に心を動かされたのは、構造化された進行方法と豊富なツールです。
CSAモデル、Ideologue、Me-We-Usなど、誰でも使えるシンプルな枠組みがあり、状況に応じて組み合わせればどんな場面にも対応できる。
この「再現性の高さ」と「汎用性」に、私は強く惹かれました。

2020年、Pepeが来日した際には、東京でデモンストレーションを共催。
その場で多くの参加者が方法を学び、自社に持ち帰り活用する姿を目の当たりにし、
「これは日本企業の文化を変える力になる」と確信しました。

以来、フィンランド式ファシリテーション®を指示命令型文化から対話型文化へと変える柱の一つとして位置づけ、全国での普及と人材育成に取り組んでいます。

トレーナーとして大切にしていること

  1. 誰でも使える「シンプル」で普及すること 方法が複雑すぎると現場に広がらないため、誰でもすぐに活用できるシンプルさを大切にしています。
  2. 構造化と自由度のバランス CSAモデルの枠組みを活用しつつ、その中で自由に意見を出し合える余白を残すことで、創造性と合意形成を両立します。
  3. 現場での即効性と継続性 研修やワークショップで学んだ手法を翌日から使えるようにし、日常業務に根付く仕組みを作ります。

これから届けていきたいこと/メッセージ

日本の職場を「一人で抱え込むマネジメント」から「みんなで考え行動する組織」へ変えること。
そのために必要なのは、ポジティブ心理学、AI(アプリシエイティブ・インクワイアリー)、そしてフィンランド式ファシリテーション®の三本柱です。

会議が変われば、組織が変わる。
組織が変われば、社会が変わる。
その変化を、ぜひ一緒に創っていきましょう。

インタビュー動画

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