認定ファシリテーター活用事例:松嵜恵子さん

対立を超えて協働できるようになるのが一番の魅力だと思います


松嵜恵子さん

Keiko Matsuzaki

損害保険ジャパン株式会社 人事部 人材開発グループ

こんな場で使っています

職場の会議

コロナ禍でオンライン中心になった会議でも、フィンランド式ファシリテーションを活用。安心して意見を出せる場づくりにより、参加者から前向きな意見が自然に出るようになり、会議の時間もあっという間に感じられるほど対話が活発になりました。離れた場所で働くメンバー同士でも、構造的な対話により互いの考えや価値観を理解でき、建設的な議論が進むようになりました。

社内研修

教育企画や人材育成の場面で、研修の構造的な対話設計に活用。偶然に頼らず、計画的に効果的な対話を作れるため、短時間でも参加者に喜んでもらえる研修が提供可能になりました。研修に参加した方からは「斬新で楽しい」「ぜひ職場でも活用したい」との声が上がり、参加者自身が学びを深めるサイクルが生まれています。

振り返り・改善ミーティング

 アンケートやサーベイ結果をもとに、全社の行動改善や職場環境の向上を目的とした振り返りミーティングに活用。対立に終わらず、多様な意見を受け止めながら建設的に次の施策を考える場が生まれ、全国の職場でも参考になる運営モデルとして展開されています。

オープンコース研修

 フィンランド式を学びたい社内外の方々向けにオープンコースとして提供。参加者は実際に体験してから手法を学ぶことで理解が深まり、研修後には認定ファシリテーター資格取得につながるなど、学びの広がりと活用の循環が生まれています。

フィンランド式ファシリテーション®を学んだきっかけ

アプリシエイティブ・インクワイアリーなどの学びを通じて組織開発に関心を持つ中で、サクセスポイントのMaxさんに「新しく楽しい学びが始まるからぜひ」と誘われたことが参加のきっかけでした。
内容を詳しく知ってというよりも、サクセスポイントが提供する新しい学びそのものに惹かれて参加したのが最初の出会いです。

実際の活用シーンと変化

職場での会議運営

コロナ禍で会議が中止される中、オンラインでもフィンランド式を使えば安心して深い対話ができると提案し、自らファシリテーションを実施。リアルと同じように意見が出やすく、参加者から「ちゃんと対話できる」「前向きになれる」と好評を得ました。

社内研修としての展開

教育企画部門での好評をきっかけに、アンケート結果の振り返りや職場改善ミーティングなどで推奨モデルとして展開。現在ではオープンコースとして全社的に研修化し、希望する社員が誰でも参加できるようになっています。

社員の反応

研修参加者からは「斬新」「楽しくてあっという間だった」との声が多数寄せられています。2万人を超える大規模組織で、上意下達の文化を超え、みんなでアイデアを出し合って合意形成するスタイルが新鮮で、実践してみたいという声が増えています。

これからフィンランド式ファシリテーション®を学ぶ方へメッセージ

フィンランド式ファシリテーションを学ぶことで、構造的に対話を設計でき、偶然ではなく確実に成果を見込めるようになりました。その結果、研修や会議の設計において安心して取り組めるようになり、やれることが増えたと実感しています。

会議では誰もが意見を持っていて、場が整えば自然に声が出てくることを体験しました。対話を通じてお互いを理解し、対立を超えて協働できるようになるのが一番の魅力だと思います。

とてもシンプルで簡単に取り入れられるのに、自分では思いつかなかった進め方や学びが多くあります。ぜひ体験していただきたいですし、皆さんの現場での課題解決にも必ず役立つと思います。

インタビュー動画紹介

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